これまで、私は宅建士試験、行政書士試験に挑戦して、見事合格してきました。そして、現在、司法書士試験に挑戦中です。
これらの資格の共通点ってなんだかわかりますか?
難しい!?それも正解ですが、実はすべて民法が試験科目になっています。
そこでこれらの各士業の試験で民法がどのくらい大事なのか?
これについて、解説していきたいと思います。
ではまずは宅建士試験についてです。
宅建の試験における民法とは、50問中10問となっています。
全体の5分の1程度となっています。
ということでそこまでメインの科目とは言えません。
勉強していない人には何のことかわからないと思いますが、宅建士試験は宅建業法という法律がメイン科目です。
50点満点中20点という配点ですから、いかに重要かわかると思います。
ということで、実は宅建士試験ではそこまで民法が重要ってわけではありません。
ちなみに宅建士試験に興味ある方は下記のブログを御覧になってください。
宅建合格のためのイロハが書かれています。
次に行政書士試験における民法の重要度です。
行政書士試験における民法の配点はというと、300点満点中76点となっています。
しかも、法令科目だけでいうと、244点中の76点ということですから、かなり高い比率を占めます。
これまた勉強していない人からしてみれば、何の話かわからないと思いますが、行政書士試験は行政法という科目が一番配点が高く、そして、その次に民法の配点が高くなっています。
このことを踏まえてもいかに民法が大事かということがわかると思います。
行政書士試験に興味あるという方は下記リンクをご覧ください。
最後は司法書士試験です。
司法書士試験における民法の重要度はというと、280点満点中60点となっています。
一見すると大したことないように思えますが、大ありです。
まず択一の問題では、一番の問題数となっています。
そしてなによりもほぼすべての科目にブリッジのように掛かっている点です。
つまりは民法を知らないと、不動産登記法も民事訴訟法も、会社法も学習の一部、またわ大部分に支障をきたすということになります。
なので、民法は大事どころの話ではないのです。
以上、各士業における民法がどのくらい重要なのかわかったと思います。
順番でいったら、
司法書士試験>行政書士試験>宅建士試験
になります。
資格難易度も同様になります。
つまり、難しい資格試験ほど、深い民法の知識が要求されるということですね。
民法は士業ではさけて通れません。
最後に初学者にオススメのテキストを紹介します。
参考までに