今、民法大改正を勉強しているところです。
民法大改正についてです。
感想は思ったほど、大したことないということです。
というのも、簡単になった部分、判例などの知識をただ単に条文化した部分もあり、そこまで身構えるものでもないでしょう。
しかし、もちろんながら、これまでにはなかった条文も出てきています。
具体例でいえば、定型約款などがそれに当たります。
この辺は初めての学習となるでしょう。
多少、困惑するところではあると思います。
他は、今まであった知識のアップデートです。
ただ、注意しなければいけないのが、アップデートというのは、元の知識すなわち改正前の知識があってからこそのアップデートということです。
そもそも、ここの知識があやふやだとアップデートにはなりません。
そう言った場合の選択肢は二つです。
改正前の民法をしっかりと学んだ上で、新たに改正後の民法を学ぶ、または改正後の民法をしっかりと叩き込むかです。
私の場合はせっかちなので、後者を行きます。
本来であれば前者の方が良いかもしれません。
やはり、中途半端な知識は混乱を生じさせるだけだからです。
ここで、今まで改正前の民法になじみがあまりない人は、考え方を変えればチャンスです。
余計な知識なしに改正後の民法を学べるからです。
令和になり、来年の行政書士試験や司法書士試験はおそらく改正後の民法での受験となります。
改正後の民法だからと言って、そこまで身構える必要もないと思います。